杉谷一考Sugitani Kazutaka
Profileプロフィール
【個展】
2022年「ブロックあそび」(GALLERY TOMO/京都)
2019年「まだいるはず」(いとなギャラリー/東京)
2019年「ねこぜ」(GALLERY TOMO/京都) ? 他多数
【Art fair】
2016年 Fabrik expo(ロサンゼルス)他多数
【Awards】
2018年 ゲーテ・インスティトゥート・ヴィラ鴨川国際交流賞
2015年 グランシップアートコンペ2015 グランシップ賞(静岡)
【芸術祭、企画展】
2023年 奥能登国際芸術祭2023(粟津保育所/石川)
2023年 WHAT CAFE EXHIBITION vol.28(What cafe/東京)
2023年 Art Osaka Expanded section(クリエイティブセンター大阪)
2022年 越後妻有大地の芸術祭2022(ナカゴグリーンパーク/新潟)
2020年 Tisty sculpture(はつかいちギャラリー/広島)
2019年 六甲ミーツアート2019(六甲山/兵庫)
2018年 京都府新鋭選抜展2018(京都文化博物館) 他多数
Statementステイトメント
「積み木遊び」などの子供の頃の遊びに着目し、「大人になって消えてなくなる儚いものを形にする」というテーマで制作しています。「積み木」はシンプルなオブジェを何かに見立てて組み合わせたり、積み上げたりします。出来上がったものは形として残り続ける事はなく、いつか片付けられて無くなってしまいます。私はそれを恒久的な素材であるセラミックに置き換えることによって彫刻作品として形に残し、また、その遊ぶという行為自体にスポットを当て、鑑賞者を巻き込み、鑑賞者が作品との関わりによって成立する体験型の作品も制作しています。 また、私の作品は「触感」や「色」も重要な要素です。作品は実際に触って動かすことができたり、作品自体もあまり道具は使用せずに手だけで制作し、手で作ったテクスチャーを残すようにしています。色は特別な釉薬によって親しみやすく優しい色になるように表現して、思わず触りたくなるような風合いにしています。 子供の遊びはその「触覚」や「色」を出発点として展開されていくので、そこから広がる世界を体験させることで、子供の頃の記憶や感性を一時的に呼び起こす役割を果たしています。