はらだ ひまわりHarada Himawari

はらだ ひまわり

はらだ ひまわり《通勤電車》
photo:神奈川県美術展

※画像と出品作品は異なる場合があります

Profileプロフィール

2002.1 東京都目黒区生まれ
2024.3 女子美術大学 工芸専攻 卒業
2024.4 東京藝術大学大学院 美術研究科 素材造形(ガラス) 修士課程 入学

●受賞歴
2021.3 国際現代美術家協会46th i.m.a.展 優秀賞 日本ヴォーグ社賞
2022.3 国際現代美術家協会47th i.m.a.展 学生の部 第二席
2022.7 第57回 神奈川県美術展 美術奨学会記念賞
2022.11 国際現代美術家協会48th i.m.a.展 奨励賞
2023.9 第58回 神奈川県美術展 奨励賞
2024.3 女子美術大学2023年度卒業制作展 優秀賞

Statementステイトメント

私は、日常の断片をガラスで表現している。

日常の断片とは、自身の生活や日常の風景の一コマ。
日常という日々の生活は、当たり前に思われがちであり、また大抵見過ごされがち。
しかし、日常というのは平凡のようで平凡ではない。

例えば…朝目覚めよくベットから起き上がる時間、通勤通学の時間、ラーメン屋にできた行列の最後尾に並ぶ時間、ご飯をお腹いっぱい食べる時間、お風呂に入る時間、お腹を壊した時間、トイレでの時間、人間を一旦休みたいと心底思う時間などなど、日常の中には様々な時間が存在する。その日常というのは誰かが共感するものもあれば共感できないものもある。
もちろんひとりひとりが持つ時間には全く同じものはない。

私はその日常を題材とすることで、一度現実から切り離されたコンテクストにおいて現実に対し新たな視点を見つけ出せると考えている。

また、ガラスという素材は特質として、生命力をもった流動的で有機的な性質があり、日常を生きる人間と生命力を持つガラスは類似していると考えている。

私は日々の生活では見過ごされてしまうような日常の断片についての感度を高め、それをガラスという素材で自由な発想のもと表現・探究していきたいと思う。

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