小林茂太Kobayashi Shigeta

小林茂太

小林茂太《シリーズ「露れ」》, 2024

※画像と出品作品は異なる場合があります

Profileプロフィール

1985年新潟県生まれ、現在は埼玉を拠点に活動している写真家
個展
plateau, LAG(LIVE ART GALLERY), 東京, 2025
stratum, LIBRIS KOBACO, 福岡, book obscura, 東京, 2022
AURORA, ondo kagurazaka, 東京 ,BOOKS f3, 新潟, 2019
グループ展
中之条ビエンナーレ, 群馬, 2025
雲ノ平山荘アーティスト・イン・レジデンスプログラム展覧会 "Diffusion of Nature 2025 距離の揺らぎ", GASBON METABOLISM, 山梨 2025
雲ノ平山荘アーティスト・イン・レジデンスプログラム展覧会 "Diffusion of Nature 2023 土と夢", WATOWA GALLERY, 東京, GASBON METABOLISM, 山梨 2023
アーティストレジデンシー
中之条ビエンナーレ, 2025
雲ノ平山荘アーティスト・イン・レジデンスプログラム, 2022

Statementステイトメント

自然や人間の活動の痕跡やそれらが時間と共に積層したものごとに興味を持っている。地質学的な視点を作品制作に取り入れるようになり、地層や岩石が自然に、あるいは人工的に地表に露出した箇所を「露頭」と呼ぶことを知った。本来見えないはずのものが何かしらの拍子で露わになったという点において写真との共通性を感じ、露頭が観察できる箇所に実際に訪れたり、言葉の意味合い自体を自身の中で拡げることで、樹木や人工物も露われの対象として撮影してきた。露頭を観察できる場所は、近くに活火山があったり、あるいは、かつて発生した地震の影響を受けた場所であることが多い。そういった場所を訪れると、その観察している瞬間も火山の噴火や地震が発生する可能性を肌で感じる。そもそも日本という島国で生活する以上、その緊張感とは常に隣り合わせであるが日常的に感じることは少ない。そうしたことから近年は、自然とそれに対する人間の態度を省みることを通して作品制作を行っている。

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