Daiki ToyamaDaiki Toyama

Daiki Toyama

Daiki Toyama《挟み梁1》, 2025 , 100 × 40 × 100 cm , スチール角パイプ、ドライフラワー

※画像と出品作品は異なる場合があります

Profileプロフィール

1998年 神奈川県生まれ
2021 法政大学デザイン工学部建築学科 卒業
2021-2024京都工芸繊維大学大学院建築学専攻 修了
2022- 2023Aalto university 交換留学


(展示歴 抜粋)
2024年 Monster Exhibition 2024入選
2025年 個展 打ち捨てられた心象の煌めき 開催
2025年 中央線芸術祭 Space Sharing Program 入選

Statementステイトメント

私は建築の学びを通して、構造体の緊張感や不安定さ、空間との関係性に惹かれてきた。建築とは、単なる機能的な枠組みにとどまらず、人の感情や記憶、存在のあり方に関与する詩的な装置である。2022年のフィンランドでの交換留学を契機に、機能から解放された建築的思考を立体的な表現として展開するようになった。


鉄という無骨な素材を用いつつ、線的で軽やかな構築を試み、最小限の支点により空間に浮遊するような緊張感を生み出している。その脆さや曖昧さは、都市や社会の構造に対する批評でもある。


これらの作品群は、都市生活者が抱える不安や孤独、記憶の断片を象徴する「心象的構築物」である。鑑賞者が作品を周囲から見ることで、視点の移動とともに記憶や感情のレイヤーが立ち上がり、構築と崩壊の狭間に詩的な重力を宿す空間を生み出している。

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