中島 大吾郎Nakajima Daigoro

中島 大吾郎

中島大吾郎《野生の彫刻》, 2025

※画像と出品作品は異なる場合があります

Profileプロフィール

大分県竹田市在住。
原木を用いた野生の彫刻を軸に、古紙や木っ端、農機具、古道具などをブリコラージュした平面作品、オブジェを制作している。

Statementステイトメント

気候変動や生物多様性の喪失、遺伝子操作技術による自然への人工的な介入など、近代から続く現代の文明のあり方は、科学技術や生活水準の向上とは裏腹に、地球そのものの環境を大きく変えてしまっているように思います。この機を、計画的なるもの、人為的なるもの、と、自然なるもの、偶発性なるものとの拮抗関係を再考するときと捉え、「自然」と「人工」、「能動」や「受動」といった二項の区別が溶けていくような制作を眼差しています。一本の木を手にとった時、その木の天然の姿かたちは、「こう彫ってよ」とわたしに働きかけ、また、わたしも「こう彫りたい」と木に働きかけます。「限りなく自然のものだが、人工のものでもあり、全く自然のものというわけはないが、いきおいヒトがつくったものというわけでもない」。

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