森川彩夏Morikawa Ayaka

森川彩夏

森川彩夏《ひびの標本 ー潮風ー》 , 2024 , 16×15×4(cm) 陶土、磁土、釉薬

※画像と出品作品は異なる場合があります

Profileプロフィール

1991 大阪府生まれ
2014 京都市立芸術大学 陶磁器専攻卒業
2016 京都市立芸術大学大学院 陶磁器専攻修了

個展
2018 「なぞる大地」(ギャラリー白3・大阪)
「マイニング/採集」(同時代ギャラリー コラージュ・京都)
2020 「Home ground」(同時代ギャラリー・京都)
2024 「肚のなか」(ギャラリー白3・大阪)
「思う壺」(同時代ギャラリーcollage plus・京都)
主なグループ展等
2024 神戸アートマルシェ(神戸メリケンパークホテル・兵庫)
いい芽ふくら芽inOSAKA(大丸梅田店・大阪)
Art Fair Beppu 2024 (別府国際観光港会場・大分)
Kyoto Art for Tomorrow 2025 -京都府新鋭選抜展-(京都文化博物館・京都)
2025 森川彩夏・松井昭太二人展(アートギャラリー河野邸・大阪)
誘惑するかたち(多治見市文化工房ギャラリーヴォイス・岐阜)

受賞等
2016 京都市立芸術大学作品展/同窓会賞
2018 第7回 立体造形2018/ギャラリー賞

Statementステイトメント

ヒビのある陶磁器作品を制作しています。ヒビが入るという現象は、こちらの意図に反して起こる結果であり、制御しきれない変化が作品に現れることを意味します。私は制作を通じて、あらゆる出来事は、予測や制御を超えて生じうるということを実感しています。
私たちが目にする結果には、必ず過程ときっかけが存在します。しかし、それらすべてを知覚することはできません。陶磁器作品で必ず発生する、乾燥や焼成といった見えない時間の中で生じる変化に思いを馳せることは、日常においても、出来事の背後にある気づかれない動きやきっかけについて考えを巡らせることと重なります。
近年は、日々の出来事や旅先での体験をモチーフに取り入れています。経験が私にもたらす無数のきっかけと、それに応答する素材との関係の中で、意図するものとそうでないもの、原因と結果が複雑に交差するプロセスを、作品として立ち上げていきたいと考えています。

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