西松秀祐Nishimatsu Shusuke

西松秀祐

西松 秀祐《道のコミュニケーション》, 2018
協力:対馬アートファンタジア

※画像と出品作品は異なる場合があります

Profileプロフィール

岐⾩県⽣まれ。大分県内を拠点に活動。2012年名古屋芸術⼤学芸術学部 (洋画コース) 卒業後、ドイツにあるブランシュバイグ芸術⼤学にて学ぶ。映像、テキスト、写真などを用い、人々との出会いや自身の心の機微を、歴史や社会的な出来事と重ね合わせる詩的な作品を制作している。

主な展覧会に『transition #02 Variations in Time』(別府市創造交流発信拠点『TRANSIT』、別府、2024年)、『A Breath of Time』(Grand Huit、Nantes/France、2024年)、『あたらしい場所』(アートギャラリーミヤウチ、廿日市/広島、2023年)、『遠くの方で音がする』(山中suplex別棟「MINE」、大阪、2023年)、『対馬アートファンタジア 2020-21』(対馬市内各所、2021年) などがある。

Statementステイトメント

西松秀祐は地元岐阜からほど近い名古屋の美術大学に入学して以降は、フランスのディジョン、ドイツのブランシュバイク、大分県と元々ゆかりがあるわけではない地を仮住まいに、そこに留まらず様々な地域でのレジデンスや展覧会に参加してきた。


訪れた場所 (土地 / 歴史 ) と人との関係、記憶と記録、蓄積された時間を通底するテー マに置きながら、その時々の探求を開始する。そして出会う諸状況から生まれた作品の 種のようなものを、都度最適と思われる記録媒体や素材を用いて作品化する。このとき、「諸状況」に含まれるものは多様だ。滞在制作地の歴史、散歩での出会い、住人との会話、過ぎ去る人々、展示会場、までの道。変化していく自身の心の機微を起点に、 様々な諸状況が重なりあう作品を制作している。


活動・発表場所にしても、制作方法にしても、状況への構えにしても、固定化せず、ふわりと逍遥しながら独自の嗅覚で掴んでいく。ある思想や方法に縛られず場や状況に呼 応していくために、逍遥し続ける。それは芸術の営みそのものかもしれない。

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