上平千晶Uehira Chiaki

上平千晶

Chiaki Uehira《折重なる反響と波のゆくさき》, 2024

※画像と出品作品は異なる場合があります

Profileプロフィール

1996年生まれのプログラマー。プログラミングとコンピュータサイエンスを基盤に、ソフトウェア、ハードウェア、音楽、映像、インスタレーションなどマルチメディアでのリサーチ・開発を行う。I/O STUDIOの主宰。合同会社PIXELGRAM代表。主な作品・展覧会に個展「折重なる反響と波のゆくさき」千鳥文化ホール(2024年 / 大阪)、「My Suggestion, Your Opinion. Vol.02」アトリエ みつしま(2020年 / 京都)、「旅荷を解いて 1/4」THE GENERAL KYOTO 高辻富小路(2022年 / 京都)、「Les Retrouvailles(再会)」siroiro gallery et 2f / nif(2021年 / 大阪)、「My Suggestion, Your Opinion.」Creative Center Osaka(2020年 / 大阪)など。

Statementステイトメント

私の作品は、論理と曖昧さ、構造と余韻──あらゆるものが絡まり合う現代の感覚環境において生じる“ゆらぎ”に根ざしています。
かすかな干渉や遅延、アルゴリズムによる構築と自然現象の不確定性が重なり合うことで、時間と感覚のレイヤーが静かに立ち上がるような場をつくりたいと考えています。


メディアアートにおいて、技術は単なる手段ではなく、それ自体が感覚や知覚の枠組みを更新する装置です。
私にとってコンピュータと自然はもはや相反するものではなく、私たちの身体とともにすでに織り成されている、ひとつの連続的な環境の一部です。


メディアを通じて感覚に溶け込み、観る人それぞれの身体性や記憶、知覚の境界をふたたび捉え直す。
そこには明確な答えはなく、ただ“考え続ける余白”だけが存在します。

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